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伏屋のづ

Author:伏屋のづ
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書き殴った【おむつ・おもらしフェチ】系妄想置いてます
だいたい月一でもえないごみがふえるよ
文章も構成も壊滅的なんで重箱の隅突きなど歓迎中
萌えについて模索中なので作風も質もブレまくるよ

2016/01
>あいかわらずにほんご書けてねえ
>よかったら好きなシチュ語ってもらえるとうれしいです
@ごみばこ

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trash #004

 お嬢様のおむつペット

■1
 尿意に襲われ、下腹にしくしくとした痛みが広がっていく。急いで駆け込んだトイレの中で、葉月はなんとかお漏らしよりも早くパンツを下ろすことが出来た。

「あぁ……、はあぁぁっ……!」

 堰き止めた量も多かったから、小さく形を歪めた秘裂から流れた水流は便器に張った水面を乱暴に叩いていく。痛い程感じた生理的欲求からの解放に、葉月の声は悦びに震えてしまった。

(やったぁ、一人で、できたぁ……。そうだよ……。わたしだって、一人でトイレくらい行けるんだもん……)

 胸中に去来するは、14歳の思春期少女にしては余りに幼い達成感だった。
 放尿の瞬間、葉月はいつも瞼を深く落とし、んっ……と唇を閉じてしまう。頬をほんのりと朱に染めて、流れ落ちていく滴りを感じて、熱い息を吐いていく。
 その挙動が、大人びた快楽に浸っているように、葉月の容姿は同世代の平均からすれば決して幼い部類ではなかった。むしろ上級生に間違えられることもあるくらいだ。
 背筋を伸ばした凛々しい立ち姿に、大きな二重の瞳も常に光を保ち輝いていた。研磨された無垢が高貴さへと至る希有の美を備えた容姿では、肩まで伸びた黒髪さえも艶めいている。
 街ゆく人が見れば、望むモノ全て手に入れられそうな愛らしさを羨望される。そんな葉月にはもう――夜に見た夢の中にさえ、安らげる時もなかった。

「やだっ、こんなのやだっ……! できたんだもんっ! ちゃんとおしっこ、できたのにっ……!」

 折角一人で出来たおしっこも気付けば便器から溢れ出し、黄色い波が肩まで浸かるほどの洪水へと姿を変えていく。
 浸かった腰もぐっしょりと濡れ、溺れていく息苦しさに汗をかいて、やがて世界は暗転した。
 飛び起きた葉月を待っていたのは、目覚める事も出来ない悪夢、夢よりもおぞましい現実だった。

 ***

 前髪を切りそろえたショートボブカットに、セーラー服姿のお嬢様。櫻井実紗が葉月に向ける態度は、実年齢に伴わない葉月の幼い失敗を『恥ずかしい』だと揶揄し続けるものだった。幼児のようにぐずぐずに濡れたオムツを広げられ、レモン色に染まったオネショの痕を確認されていくのは、言われなくても恥ずかしいに決まっている。

「朝からえっちなことしていたんじゃないの、葉月? オムツも取れないくせに、ここだけは一人前のおねえちゃんでちゅねぇ」
「だ、誰がこんな所で、そんな気分にっ……ひうっ、あひいっ! やめっ、やあっ、ごしごしやあっ……」

 14歳にもなって赤ちゃんみたいにオムツ替えされるだけでも恥ずかしさで死にそうなのに、実紗はそんな反応も楽しむように、ウェットティッシュ越しに葉月の身体を愛撫していく。
 赤ちゃん扱いされながら、感覚だけは大人びた甘い刺激を与え続けられていた。肌を弄ぶ冷たい感触は、自慰すら禁じられた陰核や秘裂を執拗にこすりあげている。悦楽に植えた敏感な器官は、刺激を貪るように反応を繰り返す。乱暴な力で淫唇に爪を立てられ、勃ったクリトリスをしごかれているのに、覚えた痛み以上の快感でじくじくと疼いてしまった。

「葉月の嬉しそうな顔、可愛いよお……。わたしにおもらしまんこ拭いて貰うの、葉月ちゃんもだいしゅきですもんねぇ……」
「ちが、うぅ……ひうっ、ひゃううっ……」

 まるで慰め欲しさに毎日オムツを汚しているかのような言葉が、葉月の弱々しい自尊心にも激しい自己嫌悪を掻き立てていく。
 どれほど嫌だと言ってもままならない身体のせいで、堪えがたい恥辱が繰り返される日々に葉月はどんどん臆病になっていた。
 思春期でオムツなんて穿かされた幼稚さを恥じて、しかもその中で大人のようなぐずぐずの性欲を育てられている背徳感に、罪の意識ばかりが増長していく。

(やだよぉ……、こんなのおかしいっ、ぜったい変だってっ……わかってるのに、なんでっ……。わたしの身体、おかしくなっちゃう……、やだあっ……)

 自らを罰する為の責め苦も、恥辱の幼女化調教を経て開花させられた被虐の悦びを加速させる滋養にしかならなかった。
 淫壺はとろりとした蜜をこぼし、尿道からはだらだらとだらしないお漏らしが続いてしまう。
 切実に祈る意志も、実紗に替えのオムツをあてられる瞬間、粉々に砕かれてしまった。
 そうして葉月は、毎朝、実紗のおむつペットとしての身分を自覚させられていた。

「ほーら、おもらしまんこもきれいきれいしましたから、新しいおむつですよぉ。うさぎさんおむつ穿いたら、お外で『お出かけ』しましょうねえ」

 新しいオムツがお尻の下へと滑り込む。まだ冷たい紙オムツに不織布が肌に触れる感覚は、自分がどんどんオムツの取れない赤ちゃんにされているのだと、葉月を更に辱めていた。
 羞恥心に萎縮して、身動きも取れない内に鼻唄まじりに実紗の着せ替え人形にされた葉月は、ロンパースによだれかけといったいかにも赤ちゃんの着る格好にさせられていった。
 人前に出れば、注目を浴びるのは火を見るよりも明らかだ。周囲の誰もが指を差し白眼視するであろう変態露出に、葉月は瞳に涙を浮かべて、やめて貰えるように必死に懇願した。

「お、『お出かけ』って……やだっ、この格好はやだっ……お願いだからっ、ねえっ、何でもするからっ、ねえっ……!」

 さっきまで赤ちゃんにそうするように、慈愛に目を細めていた実紗の瞳が、ゆっくりと開いていく。
 大きくて丸い黒目は、葉月みたいな光玉を欠いた、闇色に沈んでいた。

「――わがままいう子は、可愛がっても貰えないって、分かってないのかなあ。良いんだよ、ヤリ棄て自由の精液便器が欲しい人なんて、わたし以外ならたくさんいるんだから」

 声色も保護者のそれから、天から降り注ぐかの如き威圧感に満ちた、支配者の響きを備えている。葉月もそれが嘘では無いことを知っていた。
 実紗の屋敷で飼われ始めた初日、葉月は安い命の消耗品である、雌穴としての生にしがみつく哀れな少女たちの姿を見せつけられてしまった。

『選んでいいよ? 可愛い葉月ちゃんだもの、選ばせてあげる。永遠に私の可愛い赤ちゃんでいてくれるのも――それとも、あんな風に”穴”になって朽ちるのも、自由だよ』

 何れの道を選んでも、待っていたのは隷属である。少女が夢見てきた恋も、大人への階段を上る憧れも、間近に死の纏わり付く環境から逃げる為の代償として奪われてしまった。

『あなたみたいな人が、前に出られては邪魔なんですよ』

 実紗に宣告された日から、葉月はずっと実紗の屋敷で、実紗の言うとおりの生活を強いられている。目障りだと言うそれだけの理由で、葉月の人生は実紗によってねじ曲げられた。

「あうっ、あうぅぅ……、ご、めんな、しゃい……実紗、おねえしゃま……。ひうぅぅ…………!」

 『可愛い赤ちゃんになって欲しいの』――そう言った実紗の躾の果てに、葉月もいつしか幼女のような口調と振る舞いを身につけるようになった。
 オムツが濡れれば泣いて実紗の名前を呼び、手遊びや絵本の読み聞かせをしてくれる実紗に言葉にならない幼児言葉で笑い――夜には実紗のおっぱいを吸いながら眠る日々を送った。
 二度と逃げられない鳥籠の中に、自分を騙してでも適応することで、葉月は自分が14歳の少女だったと言う自意識だけを守り抜こうとしていた。
 誰にも譲れない心を、捧げる相手は一人と決めていたから。

「葉月ちゃんはえらいねえ、すぐにごめんなさい出来るなんて! おねえちゃん怒ってないよ、葉月ちゃんの事が大好きなんだもの」

 表向きの恭順に満足すると、実紗は葉月を抱きかかえて歩き出した。カラフルなパステルカラーの『育児室』の隅に置かれた思春期の少女サイズのベビーベットから、巨大なベビーカーへと身体を沈められていく。ベビーカーのベルトはオムツのクロッチ部分をきつく締め上げ、赤ちゃん少女の細い両脚の自由を奪う拘束具となった。少しでも動けば、堅いベルトがロンパースに深く食い込み、その圧力でオムツも擦れていく。がたついた車輪も車体に微振動を与え続けるバイブレーションの役目を果たしていたから、葉月はすぐに目を蕩けさせてしまった。
 あんなに冷たかったオムツの生地も、あっという間に生ぬるい滴に汚れてしまった。ぬるぬるにさせている自分の淫蕩さに嘆く、その声さえ自らの興奮を高ぶらせていく。
 現実から逃げるように、白昼夢の中に溺れてしまえれば楽になれる。けれど葉月には、そんな負け犬の安寧さえ許されはしなかった。
 リボンやフリルで飾られた甘ロリファッションの意匠を取り入れた白とピンクのロンパースを、伸びすぎた身長以上に異様な衣装にさせた、胸元の爆ぜる肉球がたゆんで揺れる。

「おっぱいもおっきな14歳のおねえちゃんの癖に、おむつおもらしでえっちになっちゃう、へんたい赤ちゃんの葉月ちゃんがね。うふふ……」

 葉月の胸を下から持ち上げるように支える実紗が、自分には無い恵まれた資質から役目を奪った事を殊更悦ぶように、口角を歪ませ、いびつな嘲笑を晒していく。
 否定しようと思っても、葉月にはもう言葉すら浮かばなかった。

「あ゛ぁぁぁ……うあ゛あ゛あ゛ぁぁあぁぁぁ……」

 涙をぽろぽろと零しながら、振動による強烈な愛撫にオムツを擦りつけていく。そうやって、情けないやり方で快楽を貪る事でしか、葉月は悲しい自分を慰められなかった。

 ***

 ほんの数ヶ月前まで通っていた学校も、ベビーカーに固定された低い視線で眺めれば、別世界として映ってしまう。
 通りすがる制服女子の好奇の視線が、葉月のプライドを残酷に貫いていた。

「ほら、みんなが葉月ちゃんのこと見てる。可愛い可愛いって、みんながほめてくれるんだから、心配しなくていいの」
「だ、だって――ここ、わ、わたしの、通ってたがっこ――んぐっ!?」
「あら、ごめんなさい、わたしとしたことが忘れ物してたね。赤ちゃんにはおしゃぶりが必要でしたあ――わがままなお喋り、ないないしようね」

 実紗は胸ポケットからおしゃぶりを取り出すと、葉月の口元へと乱暴に突っ込んでいった。突然口に入った異物に圧され、口元からよだれが筋を描いて落ちていく。
 あごを伝いよだれかけを汚していく恥ずかしさに、葉月はオムツの中にまた熱い滴を零してしまい、そんな自分を恥じるように瞳を閉じた。
 赤ちゃんみたいな格好を、葉月を取り巻くひそひそ声が『変態』だとささやく。姿だけでもそうなのに、オムツで感じる自分を知られてしまえば、侮蔑の声はあからさまになるだろう。

(へんたいじゃない……こんなの、わたしが望んだことじゃないっ……、ちがうっ、感じてなんか、ないぃっ……)

「んんっ――ううぅ……」

 よだれに口元をべたべたと汚しながら、葉月はぐっと、おしゃぶりをかみしめた。
 見えないものは存在しない――そんな子供じみた世界観に救いを求めて、あらゆるものから目を背けた。

■2
 『北街屋敷の櫻井』と言えば、市政年鑑に載る程度には旧くて歴史のある家柄であった。一人娘の実紗もまた箱入りとして育てられ、表向きは期待通りに名家のお嬢様として育っている。
 煉瓦造りの女子校で生徒たちの人気を一身に背負う実紗の周囲は、常に彼女の威光に惹かれた取り巻きたちで輪が作られていた。
 だが、今日に限っては、熱っぽい視線は実紗以外へと向かっている。
 白くてふわふわの天蓋で覆われた、四方をレースのカーテンで囲う『お嬢様のベッド』みたいなベビーカーとその中にいた赤ちゃんみたいな葉月に、どの少女もみな目を輝かせていた。

「櫻井さん! その子、葉月ちゃんですか?」
「うわあ、センパイほんとに幼稚科の生徒になっちゃったんですねぇ」
「うんうん、もうわたしのおっぱい吸わなきゃ眠れないくらい甘えん坊さんなんだよねぇ。お風呂も一緒に入る位、仲良しさんなの」

 同じクラスの同級生や通っていた部活の後輩まで、今や葉月を見る視線は『櫻井さんの赤ちゃん』扱いに変わっている。
 知っている人なら自分の境遇を理解してくれると思った、葉月の期待はすぐに裏切られてしまった。

「……ん、んぅ」

 違うんだって言いたくて、耳付きのフードをかぶった頭を小さく振って、目で訴えかけてみても。

「かわいいーっ! ほんと、櫻井さんがお持ち帰りしちゃったのも分かりますうぅ……」
「たまにはこっちにも連れてきてあげるから、可愛がってあげてね」
「はあーいっ! ――ってあれ? 葉月ちゃん、泣きそうになってますよ?」
「どうしたのかなあ、葉月ちゃん? お姉ちゃんたちのおっぱい吸ったら、元気でますかねぇ?」

(もう、みんなの中では、わたし……実紗おねえしゃまの、赤ちゃんなんだ……。おっぱいだっておっきいって、おねえしゃま、言ってたのに……。えっちなぬるぬるでおむつ汚しちゃうのは、赤ちゃんなんかじゃないって、言ってくれたのに……)

 心の芯から寒々しく思えるほどに、彼女たちの反応は変わらなかった。それどころか、一層葉月を赤ちゃん扱いし始めてしまう。
 暖房の効いた屋敷とは違い、冬の寒空がどんどん葉月の身体から熱を奪っていく。心だけでなく身体も凍る世界に、熱を求めた本能が大きな震えを呼んでいた。

「あうっ……し、しぃしぃ……でるぅ……」

 オムツに放尿を繰り返す生活の結果、葉月は尿意を感じてから我慢する事が出来なくなっていた。今にも差し迫った決壊の時に、いつもの癖で切ない声をあげておねだりしてしまう。
 咥えていたおしゃぶりを吐き出した口から、無意識の内に自然と甘えた言葉が漏れていく。葉月が気付いた時には、もう手遅れになっていた。
 さっきまで葉月の幼女装をコスプレのように非現実的なごっこ遊びだと思っていたであろう少女たちに、葉月は、艶めかしい声で『赤ちゃん』をしている姿を見られてしまった。

「し、しーしーって……」

 可愛い可愛いとにやけていた少女たちは、全員が全員、目を丸くして驚いた表情に、冷たい頬に熱の朱を染めて、さっきまではしゃいでいたのも忘れたように言葉を失っていた。
 もう二度と戻れない領域にまで、葉月の幼児化は進んでいる。その事実にただ一人平然としていられたのは、飼い主である実紗一人だけであった。

「あらあら、お姉ちゃんたちの前でもちゃんとおしっこ教えてくれたのね、えらいえらい。葉月ちゃんはほんとに賢いねえ」
「でるっ、でちゃうのっ……お願い、実紗おねえしゃまぁっ……おむつ外してっ……、葉月を、おトイレに、連れてってよおっ……」

 どれだけ否定しても、染みついた言動がどうしようもなく『赤ちゃん』じみている事を知られたショックが、葉月の尿意を強め、一層差し迫ったものへと変えていった。
 早くしなければ、『赤ちゃん』になった葉月が、オムツにお漏らしする瞬間さえ見られてしまう。

(おねがいっ、しーし、おしっこしたいのっ! おまるでいいっ、脚持ってもらってしーしーって言って貰うの、我慢するからぁっ……おねがいっ、みんなの前で、オムツはやだよぉ……)

 これ以上人前で知られてしまえば、微かな希望さえ抱けなくなってしまう。それが現実では無かろうとも、知らなければ夢はずっと夢のままでいられるのだ。
 しくしくと疼く尿道の奥が、どんどん痛くなっていく。恥ずかしい存在として距離を置き始めた少女たちの視線が、二度と元の関係にも戻れないという孤立感を与えていく。
 葉月は、より一層『実紗おねえしゃまの赤ちゃん』としての、憐憫を誘い慈悲を請う、情けないおねだりの表情を作って実紗を見つめた。
 無言の裡に祈るような願いを込めた哀切を、葉月はただひたすらに自らの飼い主へと捧げていった。涙を溜めた瞳は、雲に隠れて白い鈍光と化した太陽さえも輝かせていた。

「んー……そうだ。うふふっ、そうだ、それがいいよ……」

 胸に手を当てた貧乳少女は、ひとしきり思案を巡らせたかと思うと、合点したとばかりにくすくすと笑っている。
 明るい表情が咲き、葉月は自分の願いが届いたのだと思った。思ってしまった。
 けれど、笑顔の実紗は、葉月の方ではなく、少女たちの方へと向き合っていく。

「ねぇ皆さん? 将来お子さんを持つ方もおられると思いますから――赤ちゃんのおむつ替えを、見学してみませんか?」
「ほんとですか!」
「やったあ、葉月ちゃんのおむつ替え出来るんだっ! やりいっ!」

 期待は現実により逆様に転写され、希望もネガポジで絶望へと変わる。
 葉月が甘えて慕い、情けなく縋ってみせても、望まぬ仕打ちだと思う以上、所詮振りでしかないのだ。実紗は、そんな葉月なんて見ようともしていなかった。
 オムツお漏らしの治らない葉月には、『おねえしゃま』しかいない。それなのに、『おねえしゃま』が離れてしまえば、葉月にはもう、孤立感ではなく、本物の孤独だけが残ってしまう。
 我が身可愛さに誓った愛着を見透かされた気がして、葉月は自らの浅薄を呪い、必死に許しを請い求めていった。

「み、みんなの前で……やだよお……わたしっ、おねえしゃまだけのものだからっ……おねえしゃまがいいのっ、みさ、おねえしゃまがぁっ……」
「あらあら、泣いちゃうと我慢してたおしっこも漏れちゃいまちゅよお? うふふ、せっかくだから、葉月ちゃんのお漏らしも見て貰いましょうか」

 『赤ちゃん化調教』を選んだ葉月に物理的な傷をつけるような仕置きはしなかったとはいえ、実紗はやはり無慈悲な暴君であることには変わりなかった。
 葉月は実紗の手によってベビーカーから抱え上げたかと思うと、校内中庭に設置された休憩用の屋外テーブルに寝かせられていった。四方八方から降り注ぐ視線が、ホックを外されていくロンパースの股座へと収束していく。
 ひんひん甲高い声を上げて泣きそうな顔をした葉月に、実紗は悪戯っぽく笑うと――葉月のお腹に、手を置いて――ぐっと、体重を押し込んでいった。

「あひっ――あぅぅぅ――あううぅぅぅ……!」

 我慢の効かない弛みきった身体は、外からの圧力に堪えられる筈もなかった。
 ひくつく秘裂は、壊れた蛇口のように次々におしっこを吐き出していく。紙オムツはすぐに恥ずかしいお漏らしの色に染まっていった。

「うわあ、しーしーでてるぅ! あははっ、オムツにお漏らししちゃいまちたねぇ、葉月センパイ!」
「オムツの色、おしっこ色になってる……。気持ちいいんだ? 葉月ちゃん、えっちな顔してるよお」

 少女たちはもう、葉月を別の世界に墜ちた異常者だとは見てはいなかった。本当にオムツの取れない『赤ちゃん』になってしまったのだと知った彼女たちは、『赤ちゃん』になっていく自分を認めきれない葉月を、あやし、慰め、可愛がろうとしていた。
 その言葉が、笑顔が、葉月の心を更なる羞恥地獄へと追いやっていく。

「やっ――やらあっ……ひうううっ……しーしーでるぅ……見られてう……はづきのしーしーっ、みんな見ちゃ、やあぁ……やだああっ!」

 見られながらするお漏らしは、どんなに力を込めても止められなかった。ぐっと下腹に込めた力が、一瞬尿意を堰き止めたかと思っても、次の瞬間勢いよく爆発していく。
 噴出するお漏らしの勢いに秘裂を刺激されて身悶える葉月は、赤ちゃんのような無垢な表情でオムツを汚すことも出来なかった。
 『葉月ちゃんは赤ちゃん』――そんな言葉にも、今や葉月は別の意味を見いだしている。
 快楽に狂う幼女装者で、お漏らし趣味の、オムツフェチの変態。紛れもなく終わり続けている自らの醜態さえも、葉月に芽生えた変態性欲を満たす、甘い餌となっていた。

■3
 絶頂失禁にむせび泣く葉月に、息を吐く休憩は与えられなかった。
 実紗の手によりぐじゅぐじゅと吸い込みきれなかった尿量を浮かべた紙オムツを人前で開かれ、少女たちに赤ちゃんみたいな一本スジの秘裂を笑われる、恥辱のオムツ替えが待っていた。

「ほら、ナカまで拭いてあげないと、汚いままだから丁寧にするの。特に、ここを拭いてあげるとね……」
「ひゃうんっ! い、いひぅうっ、ふああああっ、ひああああああっ!」

 人に見られながらのお漏らしが、葉月をどうしようもなく発情させた。お漏らしとは違うぬるんとした透明な滴りが、ウェットティッシュと秘裂の間に糸を引いてしまった。ぐずぐずになった淫壺も、実紗の二本の指を根本まで飲み込んでいく。ぬっぷぬっぷと情けない水音を立てる往復運動にも、身体はは大きな胸をぶるんと震わせながら、悦んでしまった。
 オムツ少女がよがり狂う姿に、ギャラリーが見つめる視線も熱っぽさを増していく。

「すっごい感度……葉月ちゃん、きもちいの? おもらしまんこ、ふきふきして貰うの、大好きなんだね……」
「ちがっ、これっ、おくしゅりっ、ひうっ! てぃっしゅ、しみるのおおおおっ! じんじんしゅるっ! おだいじにぃぃっ、しみちゃっ! ひゃぐっ!」

 かき混ぜた指に残る蜜に舌を這わせ、実紗はお嬢様に似付かわしい情欲に融けたうっとりとした表情で、取り巻きたちに秘密を語った。

「ティッシュも、おむつも、特注品なの。漏らすとね、吸収体に仕込んだ中の薬剤がお漏らしと反応して……うふふ、おむつお漏らししちゃう度に――気持ちよくなっちゃうんだよぉ……。そうでしょ、葉月ちゃん」
「え、えええっ、えっちな、開発、されちゃうんすか! うわ、うわあああ、じゃ、じゃあ、これ穿いて漏らしちゃったら……ほ、本物のっ、おむつ中毒になっちゃうんだ……」

 14歳にもなって赤ちゃんの様な格好をさせられたとはいえ、オムツを当てられる行為自体は入院患者も受ける医療行為でもある。本来心構え一つで羞恥は拭える筈だと信じていた葉月をここまでオムツ狂いにさせたのは、二つの大きな理由があった。
 一つは実紗の手により直々に施されたオムツ替えの際の執拗な愛撫により、オムツを当てられる度に性的興奮を喚起させられる、心理的学習による弱い依存の形成。そしてもう一つは――理性も感情も、社会的立場さえかなぐり捨てさせる程に強い、薬物に依る強い依存の形成である。
 実紗のオムツを穿いて漏らしたら、誰でも葉月の様なオムツに狂う変態になる――その言葉で、葉月に触れた少女たちは、自らの心を駆り立てる情欲の正体を知った。葉月のお漏らしと、オムツやウェットティッシュに含まれた薬剤の反応に当てられて、少女たちは自然と内股を切なくこすり出していた。このまま感じすぎれば、葉月のようにオムツの取れない赤ちゃんになってしまうかも知れないのに、それでもにわかに沸き立つ甘い発情の罠に、制服少女たちもまた目を蕩けさせていく。
 オムツ姿の葉月を見つめる視線も、まるで寵愛を一身に受けたお姫様のように羨望の色へと変わっていた。

「あら、中毒は誤用ですよ? 依存っていう方が正しいんですよー。そう、依存。葉月ちゃんは、おむつ依存症なの。おむつがないと、悲しくて、寂しくて……赤ちゃんみたいに泣いちゃうんですよ? 『おねえしゃまっ、はづきにおむちゅ、してくださぁい』ってね」
「やあっ……わ、わたしっ、そんなこと、いわないよっ……」

 オムツ依存症。否定した葉月も、耳に残る実紗の言葉を心の中で反芻していった。
 オムツの事を思うと、それだけで赤ちゃんの癖に、えっちな汁がおまたにじゅんと溢れてくる。乳首もおまんこも、かまって欲しいって、愛して欲しいってぐずり出す。
 自分で感じた感覚に、嘘を吐けば人は狂うだけ。どんなに過去の理性を信じても、過去の自分に頼っても――今こうして感じてしまった、欲しがる気持ちには役にも立たない幻になる。
 一歩自分から踏み出せば、ずっとオムツの赤ちゃんでいられることは葉月にも分かっていた。けれど、まだ胸の中に残っている面影が、葉月を踏みとどまらせている。
 オムツにお漏らししてしまうだけなら、それは実紗の玩具になるだけだと思えた。けれど、自ら悦びに溺れてしまうのは、その面影を裏切る事のように思えてしまう。
 躊躇って一歩も踏み出せず、ぐずぐずと哀れに泣いた葉月は、またオムツの取れない赤ちゃんに戻ってしまった。

「あら、じゃあおむつ穿かずに今日は寝てみる? おむつの中におててを入れて――疲れ果てるまでいけないことしないと眠れなかった葉月ちゃんが、寝不足にならないか心配だよ」
「うわあっ、葉月ちゃんえっちいんだあっ」
「うあああっ、おねえしゃまのいじわるっ、うあああああああああんっ!」

 辱められるたびに、お腹の中に溜まっていたおしっこが、ぴゅるっと跳ねた。
 好きじゃない、こんなの絶対あり得ない――なんて想うから。
 オムツお漏らしの背徳感は、葉月のナカで今も生々しく、いきつづけていた。

■4
 恥辱の再登校を終えた葉月は、揺れるベビーカーの中でぐったりとしたまま、実紗の屋敷へと戻された。
 神経は一気にすり減り、眠気に襲われた頭が、うつらうつらと船を漕いでいる。まるで本物の赤ちゃんみたいとからかう実紗に反応する余裕もなく、青息吐息で身動きさえ取れなかった。
 屋敷に着くと、葉月はぐったりとした状態のまま、実紗に引きずられるように屋敷の浴室へと運ばれていった。
 股間からはぽたぽたと滴をこぼし、口元からはよだれを垂らしながら歩く白痴の顔が浴室の鏡に映る。
 そんな自分の姿に泣きそうになった葉月を、実紗は人が20人は入れそうな程広い浴槽へと誘い、自分の胸元へと葉月の顔を寄せていった。

「今日は楽しかったわねえ、葉月ちゃん。どうだった? 久々に高等部に遊びに来た感想は」
「も、もう……来たくないの……はづきは、ようちえんじだから……ようちえんで、いいの」

 葉月よりも小ぶりだが、ハリのある実紗の乳房を吸い、葉月はたどたどしい口調で答えた。熱いお湯が身体に染みて、絶望と羞恥に張り詰めた神経をゆっくりと解している。リラックスした身体はお湯の中でちょろちょろとお漏らしを続けてしまい、その恥ずかしさに葉月は実紗の胸元に顔をよせると、母親に甘える乳児のようにも更に強く乳房を吸った。

「あらあら、泣くほど来たがってた学校なのに、もういいんだ。そうだよねえ、葉月ちゃんにはまだ早かったか。今が幼稚園児だから、あと初等科を6年、中等部を3年……うふふ、9年後になったら、また通えるねえ。25歳の高校一年生、それもおむつの取れない赤ちゃん高校生……うふふ、楽しみだよ」
「そ、それもやだあっ……がっこうは、もういいの……は、葉月は、おねえちゃまの、赤ちゃんでいいの……」

 実紗の語った計画は、葉月を一層萎縮させた。幼児に混ざって園児として生きる異常な状況を想像するだけで、身震いした体はお漏らしも止められなかった。
 きっと、オムツを濡らす瞬間も、オムツ替えも見られてしまうのだ。どうせ赤ちゃん扱いされるのなら、葉月もいっそ実紗の赤ちゃんでいた方がマシだった。

「可愛い子……。うふふ、大好きだよ、葉月。いっぱい可愛くしてあげる。わたしに、飼われている内はね――」

 いつか見限ってしまうかのような実紗の言葉に、葉月は無言でぎゅっと抱きつき、離れたくないとばかりに身を寄せた。
 もう、オムツなしには生きていけないのと同じように、葉月は実紗なしでは生きていけなかったから。
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