FC2ブログ
Entry
Archive
Category
Link
RSS Feed
Profile

伏屋のづ

Author:伏屋のづ
Mail:nuderiff@gmail.com

書き殴った【おむつ・おもらしフェチ】系妄想置いてます
だいたい月一でもえないごみがふえるよ
文章も構成も壊滅的なんで重箱の隅突きなど歓迎中
萌えについて模索中なので作風も質もブレまくるよ

2016/01
>あいかわらずにほんご書けてねえ
>よかったら好きなシチュ語ってもらえるとうれしいです
@ごみばこ

Access Counter
Mailform
リクエスト参考にします
(書けたら書くかも)

名前:
メール:
件名:
本文:

Comment
TrackBack

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

trash #001

再婚義妹

■――母親の再婚相手が連れてきた、俺、長尾ヒロキに突然出来た妹はとんでもない性悪だった。

「紹介するわね。今日からお父さんになる深谷さんと、娘さんの夕衣ちゃん」
「ど、ども。初めまして」

 緊張していたせいか、少し声が裏側ってしまったのは否めないだろう。第一印象でこけたせいか、夕衣はそっぽを向いて応えてはくれなかった。

「……」
「緊張してるの? 気にしなくて良いよ、ウチの子なんか遠慮する事ないんだから」

 口を一文字に結んで、フォローしていた母親も見ずにぼーっとしていた夕衣の第一印象といえば、細面に垂れ目がちの、明るいウェーブのかかった茶髪の美人さん――胸が無いのが残念だったが――年齢=彼女ナシの身には少々眩しい程に可愛らしかった。
 初めてあった時には母親のように「緊張しているんだろうな」程度にしか考えてなかったけれど、夕衣は一週間も経たない内に被っていた猫をほっぽり出していった。

「なっ、無いっ!? 何で無くなってんだよクソっ! ちょっと置いてあっただけだろうがっ!」

 家に帰った俺を待っていたのは、通販で届く無印の茶色の箱――いかがわしいモノへの販売業者の配慮と言う奴で、知ってる奴にとっては逆に中身を期待してしまうモノ。家に誰もいないのを確認して、喜び勇んで開封しようとした筈が、さっき置いたリビングのテーブルから、忽然と姿を消してしまっていた。
 リビングに置くから悪い、と言われればそれまでなのだが……。兎に角俺はテーブルの下、ソファーと壁の隙間、郵便物受けの中、ありとあらゆる所を血眼で探し続けてみたが……やはり、見当らなかった。
 がっくりと肩を落とし部屋に戻ろうとしたその時だ。

「キモい……」

 誰もいないと思っていた筈のリビングからぽつりと呟きが聞こえた直後、廊下の奥の方では小さな足音を立てながら、ブレザーにスカートの制服姿がぱたぱたと階段を上がっていった。
 慌ててリビングに入ると、目にしたのはゴミ箱に乱雑に放り込まれた茶色の固まり。

「こ、こんなとこにっ!」

 無事を安堵して慌てて拾った中身は――新品で且つ、ハサミの入れられた、エロ漫画雑誌だった。

 思えばそれが夕衣から受けた最小の被害で、それからは『風呂上がりを覗いた』と言いがかりを付けられて冤罪を負う羽目になったり、『性的な目で見るから』と日当たりのいい部屋を奪われたり……今日に至るまで思い出すだけでも胃が逆流しそうになる、理不尽な仕打ちが続いている。
 殆ど言葉も交わさない名目上・妹が、たまに俺に向ける言葉と言えば――

「ねぇ、漫画なんかで一人でシコって楽しいの? あんなの読む人初めて見たよ。あーいうのから卒業出来ないから――お兄ちゃんって、童貞なんだね」

 ――美人だけに笑顔も眩しい。男を油断させる何も考えてなさそうなバカっぽい表情は完璧だと言うのに、夕衣が吐く台詞はモテない男の自尊心を踏みにじり、嘲笑う侮蔑の言葉だった。
 『妹』の自分が反撃されない事を知っている、絶対的な優位を振りかざす暴君は、兄を兄とも思わない。夕衣は、そういう類の性悪だった。
 痛めつける為だけにあるサンドバッグか何かのように扱われ続ける内に、Mに目覚める……なんてこともなく。その気の無い俺にしてみれば、血が滲む程の唇を噛む、屈辱でしかなかった。

 だからおれは――復讐を開始するのだ。
 今まであったものをあるべき場所に取り戻す為に。兄を虐げる妹など、あってはならないのだから。



 深夜2時。こっそり起きた俺は、台所の食器棚に手をかけていた。妹の使う食器は、彼女が自分で管理すると言ったものだから家族共用の食器が置いてあるスペースからは離れている。自立心の表れだと母親は喜んでいたが、なんて事はない、兄貴が触れるような食器を使いたくなかっただけなのだろう。

「そのお陰で、ピンポイントに狙えるんだけどな」

 愚妹は自らが招いたセキュリティホールにも気付かず、一年前までは俺が使っていた窓際の広い部屋でぐっすりと就寝中だ。指紋がつかないように手袋まで用意して、コトに及ぶ俺の事など頭にも無いのだろう。故に、仕込みは万全の内に執り行われた。
 ポケットから取り出した一見すると塗り薬のチューブから、小指にのる程度の白いクリームを出すと、夕衣が使っているコップの底に、満遍なく塗りつけた。通販で買ったいかがわしい薬――曰く『素直にさせる薬』だそうな。薄く塗ったせいでガラスに白い痕跡を残さず透明さを維持しつつも、そこに水を注いで呑めば、溶け出した薬剤も一緒に胃に入ってしまう寸法だ。
 ミッションコンプリート。あとは、それを口にするだけでいい。

 明くる朝。俺は夕衣の挙動、その一挙手一投足から目が離せなかった。

「おはよう、お母さん」
「おはよう夕衣ちゃん。ヒロキもおはよう」

 義母と義娘の関係はいたって良好、友だち親子と言った様子なのはいいが、母親が俺に挨拶をした途端、夕衣はまるで何も見なかったかのように母親から目を逸らしていた。直接視線を向ければ後で何をどやされるか分からないから、こっちの方が都合が良い。俺は母親と他愛ない話を続けながら、目で夕衣の方を何度か覗いてみた。
 夕衣のコップは、いつもと同じもの。いつ口を付けるか――期待したのはその瞬間だが、既に出ていた結果に、俺は心中小さく快哉をあげた。
 コップに入った牛乳が、口元まで伸びた白い痕を残している。夕衣は既に飲んでいたのだ。

「なあに、ヒロキ。なんかすごい嬉しそうだけど」
「な、なんでもないよっ!」

 母親に指摘されてまた緊張で声が裏返ったせいか、視線を外していた夕衣が怪訝な顔で俺の方を向いた。
 多分もう暫くの間、俺は夕衣に痛めつけられるのだろう。今日の午後もまた、散々な扱いが俺を待っているはずだ。
 だけどももう、そんな事も気にならなかった。これから夕衣に起こることを思えば――復讐を果たした上に、おつりまで帰ってくるのだから。



■――一週間は同じことの繰り返し、痛めつけては罠を張る日々の連続だった。

「いってえ……加減しろよな、あいつ……」

 今日の『お仕置き』は加害系。スカートを覗く惨めな姿が見たいと言われ、迂闊にもそれにノってしまった俺が頭を下げたばかりに、夕衣は俺の頭の上から彼女曰くの『御身脚(おみあし)で可愛がってあげる』……要するに踏まれたのだ。
 ちなみにスカートは見えず終い、茶色のフローリングの床なら嫌と言うほど見てしまったのだが。それも、濃厚なキスまで交わす程の超ショートレンジで。

「いい加減効いてくれないとなあ……返品、出来ないのかなあ」

 ……正直、騙されたかな、という感じはあった。毎日こつこつと薬をコップに塗りつけてはいるが、夕衣が『素直になる』気配は一行にない。今日も薬を塗りおえて、徒労感に浸ったまま泥の様に眠るのだと思うとやるせないにも程があったのだが。

 階段をのぼる時には、物音を立てないように心掛けていたつもりだ。脚を上げて、そっとひたり、音消しに穿いた靴下の裏に冷たい床の感触が伝わる位のスローペースだ。それなのに、今日はやけに物音が聞こえる――と言うか、はっきりと、ごそごそ。二階の上からうっすらと漏れ出た光に照らされた影が、物音に会わせて動いていた。

(バレ……ちゃった?)

 心穏やかではいられない。物音が止むまで、心臓も早鐘を打つ程に目眩がする思いがした。息を飲んで光及ばぬ階段の暗闇の中、じっと待っている内に光は消え、物音も静かに止んだ。
 慎重に、しかし迅速に、急く心に駆られて階段を登り、急いで自分の部屋を確認してみたが――異常なし。この部屋に妹が入ってきた事は無い……が、最初にエロ漫画を捨てられた事もあり、この家はおそらく、俺がいない所は俺の部屋であっても死角なのだ。脳裏に過ぎるちょっとしたホラー的な妄想に、思わず身震いしてしまった。
 重大な懸念事項ではあるが、それでも――まさか確かめる訳にもいくまい。

『俺の部屋に入りましたか?』
「んな……自殺行為じゃねえか……」

 どっと疲れが押寄せて、気掛りを悩む余裕も失せた。布団に身体を投げ込むと、俺は毛布にくるまって、眠りの中に沈んでいった。



■――結果は既に出ていたらしい。あの夜、恐れてしまったのは柳の下の幽霊と言う奴で。

「ただいまぁ……」

 自分の家に帰るというのに、妙な冷や汗が湧いてしまう。夫婦仲の悪い御家庭ではそういう事もあるのかも知れないが、学生の時分で経験するのはなんてえか……すごく、微妙だ。
 親が帰ってくるのは夜になってから、元々一人働いて子を養っていた義父も母親も、今でも共働きを続けている。しんと静まりかえる我が家の中を、俺は抜き足差し足、物音を立てずに進み、階段に脚をかけた。
 見つかる時は見つかる。どうせ自称・妹様とやらの相手をする時になれば逃げられない。分かっちゃいるが、それでも一分一秒の安息を稼ぐのが俺のジャスティス、と言う奴だ。空いた時間に、策略を立てる為だ。どうすれば今の立場から逆転するのか――

「ひっ!?」

 物思いに耽る合間に、甲高い、引っ繰り返ったような声が、頭の上から降ってきた。
 注意を取られて見上げれば――ちょっとまあなんか、今まで見た事も無かった有り得ないような光景が、斜め上前方に聳えていた。

 制服のスカートを丸めて腕に抱いた夕衣が、下半身一糸まとわぬ全裸の状態で、階段の上に立っている。
 何を言ってるのか分かんねえ……いや、分かるか。分かるのだけど、俺にしてみれば訳が分らなかった。

「あ……あっ……」

 脚って細かったんだなあとか膝頭まだ赤いじゃねーかとか、毛が生えてないよ、やったい! とかまあ色々浮かんだけれど。
 無表情に目線を逸らした顔と、まるで蛆虫でも見るかのような嫌悪を露わにした顔、そして嫌らしく口角を上げて、人を痛めつける事を悦ぶ顔。夕衣が見せた表情の内、その三つしか見た事の無い俺にとっては、潤んだ瞳で顔を真っ赤に染めて――見られてしまった事が悔しくて仕方ないとでも言うような、今にも泣きだしかねないような、ムキになって怒る顔と言うのは。
 正直、一瞬夕衣が夕衣じゃ無くなったような気がして、俺は唖然としてしまった。

「み……見るなっ……見るなああぁぁっ!」
「おっ、お前っ! 階段で走ったらっ!?」

 警告は虚しく響くだけ。俺を足蹴にして屈服させてきた夕衣にしてみたら、痴態を晒して笑われるなど、それこそ有り得ない事なのだろう。だが、妙な性格の相似に感心する余裕は無い。
 ばたばたと裸の少女が会談を駆け下りていき――あと4段で俺の元、と言った所で、妹様こと夕衣のキレイな『御身脚』が、おれの予想通りに、つるりと滑った。

「やっ――やあああああああっ!!」
「っっっ!?」

 何しろ、事が突発的過ぎた。俺が落ちる身体を受け止めようと、腕を伸ばしたがいいが、夕衣の滑った脚の方が、殊更高くあがってしまった。
 顔面、鼻からキレイに入る、かかと落しの味はご存じだろうか。知っているなら、何も言うまい。知らなかったら……今後もどうかそのままでいて欲しい。
 傾れ込む身体に押し流されて夕衣の下敷きにされた俺は、階段の段差でガタガタと身体をすり下ろしながら、一階まで転がり落ちてしまっていた。
 本当に痛いと声も出ない。呻き声になる。――そんな事、知りたくなかったよ、俺は。



「かっ……いって……」

 悶える程の痛みが引いて、周囲を見渡す余裕が出来た頃。何故か視界は妙に暗かった。唇が何かに押しつけられてしまっている。床――にしては柔らかくて、暖かい。
 もぐもぐと口を動かすと、顔全体に弾力のある感触が伝わってくる。ここから出してくれ……そう、俺は口にしたつもりだった。

「うおおう、ほほはらはしてっ」
「ダメえええええっ!」

 暗闇から帰ってきたのは耳を劈くような金切り声。何がダメだか、さっぱりわからねえ。何だよこれ、これで今日の『お仕置き』は帳消しにして貰えますかね?
 泣きたい気分で、俺は精一杯の自嘲を思い浮かべた。言いたい事も言葉にさえならない。頭の打ち所が悪かったんだと思い知らされて、全身の力が抜けていく感じがした。
 なんだか、妙に暖かい。顔全体がじわりと暖かくなっていくのを、最初は神経が弛緩したせいだと、俺は思っていた。

「うえええええっ……うああああああん……」
「んぐっ! うぷうっ! ぐばぁっ! ぐええええっ!」

 暗闇から届いたのは泣き声だけど、おれがあげたのは断末魔。鼻に、口に、流し込まれた熱い水流が行き場もなく溢れ、気管に入りこんだせいで呼吸さえ出来なかった。
 危うく溺れかけたが、流れた水を飲み干したり吐き出したり……兎に角いろんなやり方で処理したせいで、一命を取り留めることは出来た。
 人身事故のような階段転落の次は、水責めか。最早立派なSMの域に達しかけている凶悪な仕打ちに、怒りでも怖れでもなく、俺は妙な感心をしてしまった。
 その内、暗かった視界がぱあっと明るくなる。何かに押さえつけられていたせいで、顔を覆っていたものが持ち上げられると、急に何もかもがクリアに見えた。



「ごめんっ……ごめんねぇっ、ごめんなさぁい……」
「ばぁっ……?」

 ……はぁ? なんて感嘆詞さえも、喉に詰った水分のせいで出てこない。俺はクリアに見えすぎたせいで――ほんとうにまだぴったりと閉じたままの、雫の滴る妹の無毛のすじまんを、隅々まで目撃してしまっていた。俺の顔を覆っていたのはどうやら彼女の股間で――そしたら、喉や鼻を潤した、生暖かい液体の正体は――

「おっ、おまっ、おもっ、おもらしとかっ!」
「ああああああああああああああんっ!」

 義妹による顔面放尿プレイ。これも別に俺にはそういう趣味はないからただひたすらに……気持ち悪かった。
 おもらしで股をびしょびしょにした夕衣は、まるで失敗を怒られてびくびくと怯えている、幼い女の子のように泣きじゃくっている。
 見た事もない妹の顔、信じられない光景――おまけに、有り得ない大惨事。
 紆余曲折にも程があったが……兎も角、この事件が俺と夕衣の関係を転換させるターニングポイントになった。

「へぇ……妹様の夕衣様は……キモ豚童貞野郎の顔面で、おもらしするのが好きだったんだぁ……?」
「あっ、あんたがっ、勝手に来るからぁっ……ごめんっ……ごめんって言ってるでしょ……」

 夕衣が大事そうに抱えていたスカートを奪ってみれば、中にはこれまた小さな下着が……ぐっしょりと、黄色い色に染まっていた。
 責められるのは好きじゃないから、やはり、責める方に限る。
 しおらしくなって、ひんひん泣きじゃくるおしっこ臭い夕衣の姿を眺めながら、俺は今まで考えてきた反撃のシナリオを思い出していた。



■――お嬢様はずっと信じておられるようです、お薬がおもらしを治してくれることを。

 夕衣と俺、被虐者と加虐者の立場を変えたとは言え、俺は別に特段妙な仕打ちや、サディスティックな責めは行なわなかった。
 それどころか、今まで以上に夕衣を『妹様』と崇め奉り、跪いて傅く、僕のように隅から隅まで、彼女の為に働いている。
 そうされる度に夕衣は顔を真っ赤にしてやめろと叫んだが、泣いて謝るまで俺は彼女を『妹様』のままにしてやることにした。
 特筆する程に変わった事と言えば、今まで、口から飲ませていた薬を、直接患部に塗る事が出来るようになった程度だ。

「ほら、薬塗らないと治らないだろ」
「や、やだよ……お前みたいな、キモい奴からなんて……」

 就寝前、俺は夕衣の部屋にいた。夕衣は水玉柄のお子さまっぽいパジャマ姿を着ていながら、いじらしくも立派な妹様であろうとしている。
 今や夕衣は本気のサディストではなく、お姫さまや変身ヒロインの空想と現実を混同する、夢見がちな少女でしかなかった。
 その証拠に、俺が魔法の呪文を囁くだけで、夕衣はすぐにしおらしくなってしまう。

「また俺に、おもらしして泣くところみせたいんだ?」
「そ、そんな事な……無いぃ……」

 声を荒げて、『お仕置き』の時には叱りつけるまねごとまでしていた夕衣だったが、もう大きな声を出す事は無かった。怒ったり手を挙げようとしたりする、激情に走ると度に、緩みきった身体が先に反応してしまうようになっていたからだ。
 床に座っていた夕衣は、パジャマ越しに股間をぎゅっと押さえ、顔を真っ赤に染めてふるふると震えていたが、最早彼女の意志で抑えられないほど、彼女の様態は悪化していた。

「はぁ……あぁぁぁ……」

 夕衣は頬を上気させ、甘えた声で喘いでしまっていた。それでも理性では未だ許し難いのか、粒のような雫を一つ、瞳から零している。
 僕たる俺は準備していたかのように、隣に置いていた茶色の大きな袋から、大きなビニール製の袋を取り出した。
 パッケージには小さな女の子がスカートも穿かず、可愛らしい下着を見せて無邪気に笑っている写真がでかでかと載せられている。俺も何度も見せ付けてきたが、夕衣の反応は変わらず初々しいもので、今日もいつも通りに、いやいやと首を振り恥じらい、真っ赤になった顔を両手で隠していた。
 びりっ、と音を立てて破った中身には、ぎっしりと折り畳まれた白い生地が詰め込まれている。
 一枚を取り出し、折り畳まれたそれを開く。二つつ開いた孔に腕を通し、伸ばしてやると――パンツタイプの紙オムツは、丁度両脚を通すような形になった。

「さあ、夕衣お嬢様。お召し物のお着替えの時間でございます」
「やめろっ、やめろよそれぇ……」
「いけませんお嬢様、もう粗相をなされているのでしょう?」

 召使いと言えばこんなもんだろう、その程度のありきたりな台詞にも、夕衣は過敏に反応してくれる。
 いじらしさに抱きしめて愛してやりたかったが、それよりも先にやらねばならない事があった。
 腕に通したおむつから片手を抜くと、開いた両手で彼女のパジャマに手を伸ばす。

「今はいいのっ、今はダメなのっ!」
「まだ、している最中ですか?」
「っ!?」

 驚く顔さえ露骨で分かりやすい。今までこんな少女に怯えていたのかと思うとアホらしいが、反動からか、そんな夕衣を俺は虐めたくてたまらなかった。

「正直で助かります。教えてくだされば、また私めが顔で受け止めましたモノを」
「そんなこと、しないぃぃ……」

 怪我の功名と言う奴か、顔面放尿の話も今では夕衣の心をねじ伏せるのに役だっている。俺は力尽くでパジャマをはぎ取ると、中に隠れた夕衣の恥ずかしい痴態を暴露させた。
 ――予想通り、まだ小さな水流の音は止んでいなかった。

 白い生地に動物のマスコットがちりばめられた、ファンシーなデザインのテープ式の紙おむつの表面は、今まさに、現在進行形でじんわりと黄色い色に染まってしまっていた。
 厚手のパジャマに包まれていたせいで、むわっとたちこめるような、鼻につく臭気がおむつ越しに伝わる。幼児なら兎も角、思春期の少女の尿量を受け止めるには厳しいのか、おむつはすでにぱんぱんにふくれあがっていて、おもらしサインも色濃く浮かび上がっていた。

「これはこれは! 今日もいっぱいされたようで……。夕衣お嬢様、気持ちよかったですか? ――おむつにおもらし、しちゃうのは」
「気持ちよくない……ないったらぁ、ばかぁ……」

 ウェーブの髪も二つに留めて、子どもっぽいツインテールにしていた夕衣の態度は、どうしようもなくお子さまだった。
 ぽかぽかと力なく両手で叩き、自分が悪くないとでも言うように、泣き喚くしか能が無いのだ。

「あんまりわがままを言うようでしたら、『お仕置き』になりますよ」
「お、おしおき……やだぁ……」

 現金なもので、お仕置きと聞くと些細な抵抗もすぐに止んだ。寝転がった夕衣は真っ赤な顔を両手で隠して、両脚をぱたりと開き、無防備な格好になっていく。
 紙おむつを留めたテープの両端をびりびりと音を立てて剥がすと、中では幼女のままのすじがおもらしに濡れて輝いていた。

「では、早く夕衣お嬢様の粗相が治るように……お薬、塗りましょうねえ」

 小指にひとかけ、なんて貧乏くさい事は言わない。口から入れればゆっくりと、直接塗れば即効性を持つという謳い文句通り、与える場所を変えただけで、薬は面白いほど良く効いた。
 顔面おもらしの後に問い詰めた結果、夕衣は一週間前からおねしょをするようになっていて、二三日前の夜からはおねしょの処理の途中におもらしまではじめるようになったとの事だ。
 それがおもらしがバレた直後に薬を使うようになってから、もうおむつ無しには生活出来ない程にまで我慢が出来ない身体になってしまったのだ。
 塗られた薬の刺激に今もじっと耐えている夕衣は、隙間から身体の奥の方へと染みこんでいくのを効いているのだと勘違いしていた。
 もう二度と、トイレに行く事の出来ない身体に近付いているのに――夕衣は健気に薬を信じ、明日取れるかも知れないおむつを穿いて布団に戻っていく。

「明日もおねしょしてしまえば、これで一ヶ月連続でおねしょになりますね」
「記録なんかつけんなっ! 明日は絶対、治るんだからっ!」

 明日は絶対治る。そう信じているからこそ、翌朝のショックは大きいのだろう。
 その夢を、俺はずっと応援するつもりだった。そう信じている内は――おむつを穿かせる事が、夕衣を縛る強力な枷になるだろうから。



■――あれほど鬼畜だった妹が、素直になってしまえば驚くほど他愛もなくて。
 結果から話をすれば、おむつは枷たり得なかった。と言うか、辱めて無理矢理従わせる為のものが枷ならば、枷の役目を果たせなかった。
 紆余曲折はまだ続く。あれほど人をコケにしてきた生意気な葦毛の変貌は、正直俺も予想だにしていない展開だった。

 甘ったるい声で目覚めた朝は、大抵右の人差し指と中指が、べったりと濡れてしまっている。
 眠い目を開くのは正直嫌気が差したが……、止めなければ止まらないから、どうしようも無かった。

「お兄……さまぁ……お兄さまぁぁ……」

 朝っぱらから目と鼻の先に見えたのは、布団の中に潜り込んでいた夕衣の顔。

「……夕衣、お母さんに見つかったらどうすんだよ」
「責任とって、下さい……」

 もじもじと顔を赤らめて恥じらっているつもりなのだろうが……。正直俺もついていけない領域に脚を踏み入れてしまっているらしい。
 なんというか……夕衣は暴力的な虐めて虐めて虐め抜くサディスティックなツンから、今や俺の手を取り自分のおむつの中に突っ込んでオナニーに興じる程の変態的なデレに到っていた。
 それはまあ、おむつが外れなくなって、兄貴に依存しなければ生活さえ出来ない程に堕とそうとしたのは……俺の責任です、スイマセン……。
 とは今更言えず、罪悪感から毎日ひっきりなしにお願いしてくる夕衣に、俺も付き合うようになっていた。



 一度人前で漏らさせたのが癖になったのか、夕衣は学校で街中で、色んな場所での路上失禁を繰り返している。
 人の中で漏らした後、人気がつかない場所でおむつ替えをしてやると、必ず無毛のすじがてらてらと光り、ねっとりと指に糸をひく、粘着質の雫でおむつの中を汚すようになった。

「だめ……だめだ、もう……らめっ、でるぅっ、でちゃうよぉぉっ!」

 今日もまた、漏らした後で。やってきた公園が夕衣のおむつ替えの場所だった。
 見られてしまえば終わる――そんなスリルが夕衣を昂ぶらせているのか、はぁはぁと息も絶え絶えに歩く義妹は、内股を摺り合わせて立っているのもやっとの様子だ。俺に捕まってなんとか辿り着いた公園のベンチで、夕衣はもう待ちきれないとばかりに両脚を開いて、盛りのついた犬のように誘ってきた。

「はやくっ、おむつっ、おむつぅっ!」
「ほんとお前って変態になったよなあ……。最初の印象ぶち壊しだよ」
「いいのっ、これがほんとの夕衣なのっ! だからっ、はやくぅっ!」

 おむつが欠かせなくなってから、色々なおむつを集めはじめた夕衣のお気に入りは、海外製のお姫さまが描かれたカラフルなおむつだった。
 ひょっとして『妹様』と言うのも、自分自身をお姫さまに擬えてのことだったのかも知れない。俺が気が付かなかっただけで、それが本当の夕衣だったのだろう。
 だったら――お姫さまには、お姫さまらしくしなければならない。

「ではお嬢様、失礼します」
「うんっ!」

 音を立てておむつを剥がすと、中はもう数回分のおもらしを吸って重くなっている。ウェットティッシュで濡れた肌を拭いてやると、えっちなお姫さまは嬉しそうに喘ぎはじめた。

「ひゃんっ! ひっ、ひううっ! もっっ、とぉっ! おにいちゃんっ、もっとしてぇ!」
「あはは、お兄さまじゃないんだ。お嬢様じゃなくて、夕衣ちゃんの方が良かったかもな」
「もうっ、きもちよければぁっ! はうぅぅ……なんでもっ、いいのぉぉぉっ!」
「そっか――なんでもいいから、気持ちよくなりたいんだ」

 すじに指を這わせてしつこく拭いている内に、控えめに顔を覗かせた小さなお豆が熱っぽい赤に染まっている。人差し指と中指、夕衣がいつも使っていた俺の指を使って、重点的に小刻みに震わせた振動でくにっくにっと肉を弄んでやると、ちっちゃな女の子のおまんこも途端に物欲しそうにひくついて、だらだらと生温いよだれを垂らす淫乱まんこに早変わりした。
 親指を赤ん坊のように吸い、夕衣は下腹から背筋まで通るような、肉体の快楽の衝撃に浸ってしまっている。
 少々振り回され気味な変態倒錯のおむつプレイは、いつだって夕衣の方が先手を行っていた。ある意味、夕衣に支配されているようなモノだ。
 真の立場逆転を果たすには――癪ではあるが、夕衣が望む以上の快楽を俺が与えることで、俺の言うことを聞かせる事が出来るようにしなければならない。

 その為に、俺はこの公園を選んだのだ。見られるか見られないかの間で興奮する夕衣に、更なる快楽を与える、最後の手段として。



「あれ? 夕衣ちゃん、あっちからちっちゃな子がいっぱい来てるよ」
「え……や、やだっ! やめようよ、おにいちゃん……」
「えぇ……どうしようか……なっ!」
「ひゃうううっ!」

 急に怖じ気づいたのか、夕衣はさっきまでの変態モードからまともな思考に戻ってしまっている。だが、迷う間も与えないように、俺は夕衣を手で弄るのを止めた代わりに小さなローターを新しいおむつに敷いて、無理矢理はぎ取ったおむつの代わりにそれをあててやった。激しく動く振動に、おむつの中はすぐにまたぬるぬるとしたよだれでいっぱいになっていく。快楽に痺れた脚は先程よりも力が入らないのか、俺が立たせてやろうとしても、もう立つことも出来ないようだった。

「仕方ないか……じゃあ、帰ろうか」
「う、うん……」

 俺は夕衣を背負い、公園の入り口へと向かっていった。丁度まだ入り口には小学生の女の子たちがたむろしていて、どうしたってすれ違う格好になる。
 夕衣は必死にバレないようにぎゅっと目を瞑って、女の子たちの注意を引かないようにしていたが――そもそもそんな努力自体が無駄だった。

「あ、おにいちゃんだ!」
「こんにちわー!」
「ああ、こんにちわ」

 気安く挨拶をしてきた少女たちに怯えたのか、夕衣は俺のぎゅっと背中にしがみついておびえてしまった。
 だが、既にもう遅いのだ。この公園に俺が来たのは数日前、少女たちも既に顔なじみで話はとっくについている。
 知らない振りをしてくれている少女たちの名演に感謝しつつ、俺は彼女たちに目配せをした。

「あー、おにいちゃんの背中にいるの、だれー?」
「これはね、おにいちゃんの……」
「や……やだ……」

 妙な話だが、夕衣の震える声を聞いて――まだ、プライドが残っていることに俺は安心していた。きっとおむつそのものは、枷になりえない。
 だが、暴力と甘え、その二極にしか走れない無器用な夕衣はきっと、自分の想定していない行為に怯えて仕方ないのだろう。
 安全圏で試すように羞恥プレイに遊び、家では俺に甘えて……外での夕衣は、家族の話では普通の優等生をやっているそうだから。
 だから俺が、その枠を打ち壊してやるのだ。本当の夕衣を暴くことによって。

「夕衣はね、おにいちゃんの妹なんだよ。でもね、こんなにおっきいのに――」
「やめてよっ、やだぁぁぁっ!」

 悲しい哀願も厭わず、俺は背中に捕まっていた夕衣を地面に降ろすと、彼女の下着を少女たちに見せてやった。

「うあぁ……ほんとにおむつしてるっ!」
「赤ちゃんみたい、かわいいっ」

 無邪気な台詞が、次々に夕衣の心を抉るように浴びせられる。いくら子供じみた甘えを見せても、夕衣は子どもの素直さが持つ残酷さも、それに耐える強さも持ち合わせてはいなかった。

「あ……あぁ……ダメっていったのに……やだ……やだよぉ……!」

 夕衣は、今まで隠していた自分を、白日の下に晒け出したのだ。
 がくがくと膝を震わせ、おむつの中のローターで感じている変態の自分を。
 自分を繕う仮面を何一つ失ってしまった夕衣はもう、弱い自分を守る理性にさえ縋ることも出来ない。

「ふあ……あぁ……あぁぁぁっ!」
「おねえちゃん、おもらししてるー!」
「そうだねぇ、おむつ替えないとダメみたいだ」

 虚ろな目にはもう何も映ってはいない。ローターの刺激で絶頂失禁に到った夕衣は、自尊心を粉々にされながら、声もなく打ち震えて、肉体の快楽に浸ってしまっている。

「もっと気持ちよくなれたかな?」

 俺がそう耳元で囁いてやると

「きもちいいよぉ……」

 ただそれだけを呟いて、夕衣はおむつを汚していった。
スポンサーサイト
[PR]

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。